この大地の恵みは、先祖からの頂き物ではない。子孫からの預かりものだ!

今日は一日早く成人式をやっていた天王寺区におじゃましました。雨の中急いでいるのに、多くの新成人の皆さんがビラを受け取ってくれました。ありがとうございます。

拙著(元外資系人事部長が見た、要領よく出世する人)にも書かせていただきましたが「近頃の若い者は…」というのはダメな大人の言い草だと思います。なんと、ピラミッドの壁画にも書いてあったとか。「近頃の若い者は…」とろ言い続けて何千年経つのでしょうか?若い人たちは経験が少ないですから、確かに頼りないこともあるのは当たり前のことだと思います。因みに我々の世代は「新人類」とまで言われました。

一方で、若者は経験がないため過去に取らわれず、思いもつかないこと発想をしてきます。そして、これまでの人類文明の歴史を見れば明らかなように、彼らが新しい時代を切り開いくのです。誰がなんといおうと、村上のりあつは若者たちに大いに期待しています!

若い時はだいたいそうであるように、さほど今の社会に危機感をもってはいないかも知れません。体も元気だし、フリーターだとしても仕事もなんとかできる。今は一人っ子が多いから家から通うこともできるでしょう。そのため政治参加でいえば、若者の投票率が低いのは今に始まったことではありません。

しかしながら現実を見ると、将来世代にツケを回している財政規律問題や、一昨年の安全保障法など解釈改憲が行われている立憲主義の危機、そして格差の拡大、さらには特定機密保護法など自由を縛る法律が決まっていくなど、日本はけっして安穏としてられる状況ではありません。

ネイティブアメリカンのある素晴らしい言葉を見つけました。「この大地の恵みは、先祖からの頂き物ではない。子孫からの預かりものだ。だからちゃんとお返ししなければならない」というのものです。我々現代人は、この言葉に胸を張って「おっしゃる通り!」と言えるようなことをしているでしょうか?

若者たちのために、未来に責任を持てる社会を築かなければいけない!とあらためて思った日でした!

村上のりあつ【衆議院】大阪府第1区総支部長
大阪生まれ、大阪育ち。 同志社大学卒業後は主に東京で仕事をし、アメリカのイェール大学では経営学を学びました。 コンサルティング会社、グローバル企業であるロイター通信やフォード自動車等では人事の責任者として経験を積み、長年ビジネススクールの講師も務めております。 グローバルと日本の両方の経験を、是非とも大阪の皆さんとともに国政に活かしたい、その思いでいっぱいです。

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