モリ・カケ・サクラがそのままだから、GOTOキャンペーンのデタラメ高額事務費3,095億円など、血税が貪られる

事務費3,095億円というバカげた数字

GOTOキャンペーンの事務費が3,095億円(総額の約20%)というのが出て、さすがに国土交通省は「問題は説明が尽くせるように可能な限り縮小する」らしい。縮小はもちろんだが、そもそも3,095億円と算定した根拠は何なのか?呆れたことに、業者選定の第三者委員会については、メンバーや議事録などを公表する予定がないとのこと。そもそもの3,095億円の根拠が説明されてないのである。

この数字を見て、関係者たちは何も思わなかったのか?浮世離れ、世間を知らなさすぎる。そんな人たちにこの国を動かして欲しくない。売上高でいっても3,000億円規模というのは、大阪の企業でいえば、江崎グリコやコクヨのような誰もが知っている大手企業のものである。

丸投げ、さや抜き疑惑

次には、持続化給付金の丸投げ疑惑。実体の乏しいサービスデザイン推進協議会から電通などが間に入って外注してさやを抜いている。挙句の果てに、申請したが支給されない人が続出。莫大な事務費金額や丸投げさや抜きという、常識では考えられないようなことが起こり、生活に窮している人に肝心な支援が届けられないのが安倍政権だ。

GOTOキャンペーンは今やること自体が怪しい

コロナで今まさに苦しんでいる人にお金が行き渡らないにもかかわらず、そしてマスク一つまだ届けられないのに、なぜ今コロナ後のキャンペーンか?「おととい来やがれ」の世界である。これまでの経緯をみると、要するに、お友達を儲けさせるために政治をやっているという話だろう。この国難の時にまで利権政治を行う政権。本当に、情けなくなる。

モリ・カケ・サクラと同根

安倍首相夫人のお友達に国有地を不当に8億円以上も安く払い下げ、真面目に働く公務員に公文書偽造まで強いて自死に追い込んだ森友学園疑惑。特区を利用して、安倍首相のお友達に100億円もの便宜を図った加計学園疑惑。そして税金を使って安倍首相の後援会をもてなし、反社会勢力の詐欺の片棒を担ぐことになってしまった桜を観る会疑惑。これらはすべて政治の私物化。権力者が絶対にやってはいけない所業なのだ。

この私物化精神は、3,095億円事務費に見るように、コロナ禍という国難においても横行し、血税がデタラメに使われていく。まさしく、モリ・カケ・サクラと同根なのである。これを追及すると、コロナ禍にサクラばかりという批判をする自民党の二階俊博幹事長。モリ・カケ・サクラのような体質がある政権だから、今回のようなコロナ禍にもお金がデタラメに使われ、最悪なことに本当に必要な人に届かないのだ。モリ・カケ・サクラのすべてつまびらかにしないと安倍晋三政権の税金を食い物にする体質はそのままである。

村上のりあつ【衆議院】大阪府第1区総支部長
大阪生まれ、大阪育ち。 同志社大学卒業後は主に東京で仕事をし、アメリカのイェール大学では経営学を学びました。 コンサルティング会社、グローバル企業であるロイター通信やフォード自動車等では人事の責任者として経験を積み、長年ビジネススクールの講師も務めております。 グローバルと日本の両方の経験を、是非とも大阪の皆さんとともに国政に活かしたい、その思いでいっぱいです。

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