世界中にそれぞれのナンバーワンがある!

今日は花見に行きました!曇り空でしたが丁度いいタイミング雨もやんでおり、40人もの大所帯だったので、むしろ雨模様が幸いして混雑もさほどなく場所も十分に確保できていました。花見に行くといつも思うのですが、じっくり花を観るというよりも、みんなとわいわいしているのがほとんどかと。まあ、それはそれでいいのですが…(^^♪

日本がいいのは分かっているが自尊史観はアカン!

その際に、四季折々の風情がありこんなきれいな桜を眺められる日本というのはエエとこや!という話になり、また歴史の話にもなりました。別に私が誘導したわけでもなく、あくまで参加していた人の興味で。その時おっしゃっていたのが、日本を好きに思うのは当たり前の感覚だが、自尊史観に偏っているのは非常にマズイと。

誰もが自分の生まれ育った故郷は好きだし望郷心もある。それは当たり前ですが、自分だけが凄い、日本だけが特殊だ!なんていうのはよく考えればおかしな話です。自虐であってはいけないが、自尊というのは滑稽な姿であるのはちょっと考えれば分かることでしょう。中華思想の日本版のような話です。尊敬されたり褒めてもらったりするのは他人からで、自分で褒めるのは「俺様~」と言っているジャイアンみたいなもので、ある意味お笑いです。

アメリカ村にいた外国からのお客さん

そういや先日、日本の良さを、それも大阪を褒めてくれる外国人に出会いました。アメリカ村で友達がやっているホットドッグ屋に行ったら海外からのお客さんがいました。一人はニュージーランドからでもう一人はタイランドとのこと。そうこうしていると、カリフォルニアのサンフランシスコから来たという人達がやってきて、話が盛り上がりました。これは、その時に撮ってもらった写真です。

彼らは、だいたい2週間ほどの休みを取ってきており、東京で入国して大阪に滞在し、また東京から帰るとのこと。京都にはいかないらしく理由を尋ねると「大阪は街が面白く、人もフレンドリーで楽しめると聞いてきた」とのこと。もちろん、大阪に来てくれる人たちだからこその、ちょっと盛ってくれたコメントだとは思いますが、大阪を選んでくれたのは嬉しい話です。私は、ニュージーランドは行ったことはないのですが、タイランドやサンフランシスコには行ったことがあります。タイの食文化やニュージーランドの酪農産業、サンフランシスコのシリコンバレーの話など、自分も感想を話しました。

意図的に他の文化の良いところを探す!

そのうちの一人が言っていたのですが「自分や周りの友達は、意図的に他の文化の良いところを探そうとしている」と。「慣れ親しんだものは当然のごとく気楽で楽しいのだが、敢えて違うものを見てみたい。その良さを探したい」と。素晴らしいスタンスだと思いました。世界中にそれぞれナンバーワンがあるということなんでしょう。以前に書いたブログ「スターバックスやマクドナルドが温故知新を促進する」とも関連する話なので、この説明をしておきました。もちろんこれは日本語ブログなので、さすがに読めとは言えませんでしたが…

他の良いところを探すは、私が書かせてもらっている一連のブログの中にある一つのキーワードでもある「多様性」とその許容に関することだと思います。多様性があってこそ、より自分たちの良さが分かるし、改めるべきところも見えてくるはずです。「人のふり見て我がふり直せ」ということわざが日本にもあります。他人の行動を見て、良いところは見習い悪いところは改めようということです。まさしく的を射ていると思います。これからは自虐でも自尊でもない、他から学ばせてもらうスタンスを意識的にもっていきたいと思いました。

村上のりあつ【衆議院】大阪府第1区総支部長
大阪生まれ、大阪育ち。 同志社大学卒業後は主に東京で仕事をし、アメリカのイェール大学では経営学を学びました。 コンサルティング会社、グローバル企業であるロイター通信やフォード自動車等では人事の責任者として経験を積み、長年ビジネススクールの講師も務めております。 グローバルと日本の両方の経験を、是非とも大阪の皆さんとともに国政に活かしたい、その思いでいっぱいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です