人類文明の至宝である立憲主義を堅持したい!

立憲主義という言葉を最近よく耳にします。2015年の安全保障法制に関して、解釈改憲だという批判が出て、クローズアップされた言葉です。友人たちと話していると、十分に腹落ちしている人とそうでない人がいます。こういうのを書くのは私なんかより適任の方がおられるでしょうし、もう既に知っていると言われる方も多いとは思いますが、今日は僭越ながら改めて立憲主義について書かせてもらいたいと思います。

憲法と普通の法律はどう違うのでしょうか?

例えば、道路交通法でシートベルトを着用義務がある、というのは着用していないと反則切符を切られるわけで、これは国民を縛る法律です。ドローンを飛ばすにしても、許可が必要というのも同じく国民を縛る法律です。税法もそうですが、税金を払わなければならないというのは国民に納税義務を課す法律なわけです。

では憲法とは何でしょうか?憲法とは「国民を縛る法律を作る国家権力を縛る法律」なのです。ある法律が「違憲」つまり憲法違反というのは、国会議員たちが作った法律が憲法に違反しているということで、その法律は改めなければなりません。

例えば、最近よく出てくるのは、衆議院や参議院選挙の一票の格差です。違憲状態であるとか違憲であるとか、裁判所が判例を出しています。衆議院選挙では格差が2倍、参議院では3倍を超えている、この状態は違憲であるということで、公職選挙法という国会議員が作った法律が憲法に照らすと違反している、といっているわけです。これだけの一票の格差は、憲法第14条第1項の法の下の平等に反するというわけです。

つまり憲法というのは、法律を作る立法府や、政治を動かす行政府が守らなければならないものを明記したものなのです。この憲法を、時の内閣である行政府が、解釈でころころ変えるのはおかしいでしょ!というのが、2015年の安全保障法制で問題になったことなのです。

これに対して安倍政権は「日本の安全保障環境を考えたらこの法律は必要だ」といっていました。私はそんな緊迫感はまだないし、外交努力で十分対応できると思っていますが、仮に百歩譲って本当に安全保障環境が良くない状況になるのであれば、憲法を変えて対処するのが筋です。これが立憲主義です。

これまでの歴代内閣が、憲法9条に基づき違憲であるといい続けてきた集団的自衛権を、一内閣が解釈で変えるというのは、立憲主義を破壊するもってのほかということなのです。

この立憲主義というのは、人類文明社会が長い時間をかけて培ってきた至宝だと私は思っています。憲法により権力者の暴走を抑え、国民の権利を守る、この当たり前すぎることを是非とも守っていきたいと考えていますが、みなさん、いかがでしょうか?

経済政策も景気も社会保障政策も全てもちろん重要なテーマです。民進党も、人への投資で経済成長を達成しよう、子供たちの格差をなくそう、と言っています。ただ、もっとその大前提として、非常に地味な話ではあるのですが「立憲主義を堅持」するというのは絶対譲れないものなのです。ここを曖昧にしておくのは非常に危険なことで、我々国民にとって、将来に大きな禍根を残す問題に他ならないのです。

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