立憲民主党和歌山県第1区総支部


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街宣で若い人から声をかけられました!どの世代も「自分より若い世代に対して謙虚さが必要」では?

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今日、街頭で演説していたら、若い人から「頑張って!」と声をかけられました。自転車で走る高校生らしき男の子、そして20代前半の男性でした。

こども家庭庁の若者(13歳~29歳)に対する今年の調査で、日本の若者の生活への満足感や自己肯定感の低さが調査で明らかになっています。日本で「自分自身に満足している」と答えた割合は前回よりは増えたようですが60%に満たず、アメリカやフランス、ドイツ、スウェーデンなどの若者たちは70%を越えるとのこと。「自国の将来は明るい」との返答は前回より下がり25%に満たず。他国は50%を超えているとのことです。由々しき事態です。

原因は何なのか?この調査でもさほど突っ込んだ内容にはなっていませんが、格差の拡大に貧困問題、それらから生じる教育機会の不公正、自由にモノが言いにくい閉鎖的な社会、就労のチャンスが限られている、親や祖父母世代の例えば介護の状況などをみたときの問題など、さまざまな原因が考えられるでしょう。

アメリカでよく問題として指摘されるのが、親の世代よりも豊かになれるというアメリカンドリームの終焉。ただそのアメリカよりもさらに悪い状態にあるわけです。相当深刻な状態と捉えるべきでしょう。こんな社会では次の世代に対して責任を取っているとは言えません。


ビジネス社会でよく「近頃の若いのは…」と愚痴をいう大人は多いですが、「近頃の若い…」フレーズはピラミッドの時代から記録があるようです。恐らく文字ができる前からでしょう。そういえば、私の世代は新人類と言われました。30歳の人も「近頃の新入社員は…」言っていたりします。拙著にも書かせてもらいましたが、卒業間近だと話していた高校3年生が「近頃の1年生は…💦」と電車で話しているのを聞いたときは、思わず吹き出しました。ちょっと脱線しましたが、社会の分断が問題になっていますが、自分と自分より若い世代を分けて批判し意味のない留飲を下げている、という構図になっているという感じです。

今日は感想中心のブログになりました。満足度の低さの原因は統計を深めてしっかりと分析する必要がありますが、まずそのためにも、若い世代に対して謙虚に接する姿勢「自分も大概、近頃の若者だったな」というスタンスがまず必要なのではないかと考えました。



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