パーティーは一人で行け!

先日、あるメディアの取材を受けたとき、村上さんが普段気を付けておられることは何でしょうか?と聞かれました。自分では色々とあるつもりですが、一つ挙げるとしたら多様な環境に、見知らぬ居心地の悪い環境に意図的に身を置くということだと答えました。

身近な多様性というのは、世代の違いがあります。世代が異なると溶け込むのに努力は要ります。経験を経ると、世代間交流を利用しない傾向が増え、本当にもったいないです。「近頃の若者は…」と言うな、とは前にブログで書いた通りです。

やはり、なにかと慣れた環境は心地いいものですが、我々の環境は日々激変しています。例えば、マクドナルドは世界展開するのに30年かかりましたが、スターバックスは5年でやってしまいました。我々の住んでいる凄いスピードで動いているのです。この変化の時代に生き残っていくのには、常に自己変革を心掛けなければならないと思っています。

自己変革というと大変そうですが、肯定的に捉えれば、常に好奇心を旺盛にして多様な世界を楽しもうということです。どうすればいいのかというと、自己投資の勉強もそうですが、楽しい話でいうと、例えば、異業種の交流会などに参加することです。違う視点の話がきける、まさしくアイデアの宝庫です。これはと思う人がいれば後日に別途食事をしにいき実際にビジネスになる話もあるわけです。

更によく言うのですが「パーティーは一人で行け!」と。最近はフェイスブックなどのSNSの浸透により、色々なイベントに呼ばれることがあります。そういうところに参加するのはまさに多様を楽しみに行くことです。一歩進めて、私は「一人で行こう」と提案したいのです。

友達といくと、溶け込みにくくても友達と話せばいいし、まあハズレはない。まずまずの楽しみが得られるとします。一人で行くと、溶け込みにくかった場合はガックリ。私もたまにそういうことはあります。しかしながら、うまく溶け込めたときは人脈の広がりも100点を越えることだってあります。手堅くまずまずを狙うよりも、大きな楽しさを狙うのが面白いと思うのです。もちろん、友達と行くのがダメだと言っている訳ではないですが、常に知らない世界で鍛えるくらいのスタンスでいたいものです。

手前味噌な話で恐縮ですが、見知らぬ居心地の悪い環境に意図的に身を置くというのは、我ながら良いことをしていると思っています。

村上のりあつ【衆議院】大阪府第1区総支部長
大阪生まれ、大阪育ち。 同志社大学卒業後は主に東京で仕事をし、アメリカのイェール大学では経営学を学びました。 コンサルティング会社、グローバル企業であるロイター通信やフォード自動車等では人事の責任者として経験を積み、長年ビジネススクールの講師も務めております。 グローバルと日本の両方の経験を、是非とも大阪の皆さんとともに国政に活かしたい、その思いでいっぱいです。

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